オリンピックも夏休みも、あっという間に過ぎ去ってしまいました。でも、まだまだ暑い!
今年は、例年より気温が5度くらい高く感じます。これは、地球温暖化の影響に他なりません。
原子力発電は、クリーンエネルギーとして地球温暖化防止のためにものすごく期待されていましたが、最もクリーンでないエネルギーになってしまいました。
エネルギー政策にとって重要なのは、安全で、環境にやさしく、人体への影響が少ないことであり、一つでも欠けると何にもなりません。
昔は、節電は家計のためにやっていました。とにかく無駄を少なくして、家計を助けることを良しとしていました。もともとエアコンはありませんでしたし、夏が暑いのは当たり前で、子供たちは海や山を走り回って真っ黒に日焼けしていました。そして、セミの鳴き声から、コオロギやスズムシの鳴き声へと変化する夏の終わりになると、秋風に季節の移ろいを感じていました。
今は、エネルギー不足から節電をしています。エアコンに慣れきった人間にとって、暑さを我慢することはきついものです。昔は家計のために節電するのは耐えられたのに、エアコンに慣れきった今は、エネルギー不足のために節電するのは耐えられない。
ちょっと待ってください! 節電してエアコンを使用しなければ、火力発電に関わるCo2排出が減り、外気温も2~3度下がると思います。発電のために地球環境を破壊することを少しでも食い止めなければなりません。
少しの我慢で環境が変わり、人にやさしい自然が戻ってくれば、人類はもっと快適に生活できると思います。そして何より、自然に親しみ、きれいな空気を吸えば、人々の思考が澄んでくると思います。そうなれば、自ら環境保護に良い活動を積極的に行い、新しい経済活動や、新しい生きがいも生まれてくるのではないでしょうか。
ふと気付いたら、熱中症なのか夢幻なのか・・・
コメントをお書きください