10月も体育の日を過ぎると、急に秋の気配が押し寄せてきます。
ベランダの鉢植えの姫リンゴ実が、うっすら赤く染まってきています。葉っぱはもう黄色くなって落ちかけています。空にはいわし雲がいつのまにか広がっていました。
夕方になると赤とんぼが、そして日が沈むとスズムシやコオロギの声が聞こえてきます。遠い昔の、田舎の堤防を夕焼け空に向かって歩いている自分の姿を思い出します。この懐かしさというか、寂しさというものは秋の気配そのものです。
そんな秋の気配を感じながら歩いていると、近所の写真館の七五三撮影の案内写真が目に留まりました。七五三は、11月15日に子供の成長を祝う行事としてとりおこなわれています。そして、その子供たちは将来を託された希望そのものです。秋の気配のなかでふと感じた未来です。
小さなお子さんをお持ちの皆様は、どうぞ七五三をお祝いして下さい。そして記念写真の一枚を残しておくことで、大人になったとき、また感じるものがあるでしょう。
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